2012年7月17日火曜日

Ken Block!!




ダーティーハリーも真っ青(ちょっと古い)


CAP

2012年7月1日日曜日

マニアックですいません...その1

こんにちわCAPです。


10日前に6ヵ月も待ったKOOKBOX Archie's Left(WEBはこちら)がようやく届き早速封を開けてご対面。初のオーダーボードという事で本当に待ちに待ったまさに興奮度120%。実は今回の板。HULLテイストの板でありまして兼ねてから相当勉強(?)を重ねて乗り方含めて研究いたしました。
HULLボード。それは船の底のような形をしている板でして、60~70年代にサーフボードの新しいシェイプ方法として一瞬だけ一世風靡したものです。本来サーフボードのトップからセンターに掛けてコンケーブ(凹みがある)が主流でしてその空洞を水が流れる事で排水性を高める効果があります。それに比べてHULLデザインは凸が存在していて板の両脇に水流を逃がす事を主眼としてシェイプされています(板の中心線=ストリンガー部分が一番盛ってる感じ)流体力学的にHULLデザインは排水性がずば抜けてよく結果多くの船底に利用されています。しかしだとしたら現代サーフデザインの主流になっていても良い気がしますが、相対的に操作が難しく規則正しいブレイクの波なら機能しますが、日本のようなビーチブレイクでは相当難易度が高くなります。
そう先月に行ったマリブなどではまさしく機能しますが、なかなかマリブ的な場所を日本で探すのは至難の技であります。HULLが主流になれなかった理由の1つです。が、、、昔のデザインをリバイバルしてその時代のスタイルを吸収出来るなんて素晴らしい!とCAPは勝手に想像してしまい思わずオーダーいたしました。幸いにもkookboxは現代風にアレンジされている(らしい)のでマイルドな乗り味との事。冬の間HULLにまつわる文献を読みあさり、この冬~春の間は仮想HULL練習をもう1台のkookboxにて鬼のように繰り返しておりました。。。

新潟の海 by Facebook

結論しては、時折100m程有り得ないロングライディングが可能なこの新潟のポイントにはフィットしている事は確か。同行していたT氏曰く「テイクオフした後の加速がやばい」との事。そうですHULLボードの特性は波とフィットした時の加速が異次元。残念ながらまだその異次元の加速までは体験出来てないですが、こりゃやばそう。ただそれ相当にコンディションや場所を限定される感がありますが、、、
でも良いんですよ。CAPの名前がイニシャルされた初の板ですもん。そして同時にスノーボードにはない「板の性能に合わせた乗り方」や「先代の動きやカルチャーを学ぶ」というディープな世界を垣間見れているので。我が愛車VAMOSには3枚のQuiverが積まれていますが次にこのHULLが出動するのはいつになるのでしょうか?

CAP