2015年4月25日土曜日

Day89-高田大岳

こんにちわCAPです。やはり今年は気温の上がり方が加速度的なのでしょうか?磐梯山の雪も表側はだいぶ消えて無くなりました。これから新緑の季節。それはそれでちょっと楽しみです。さて八甲田2日目は八甲田一ヤバい斜面を攻める事に。空は快晴。風はほぼ無風。完璧なコンディションが整いました。
Patagoniaのセールスでありプロロングボーダーのモリケンさんが前日の電話で「石内さん!ワイメア攻めますから期待していてください!」ワイメア??はて?意味がちょっとわからんです。ワイメアはハワイノースショアにあるビックウェーブポイント。写真のような波って事??
いささか分からないまま、本日ロープウェイは運行中。フルハイクでは無くロープウェイでビューんと山頂まで参ります。ここからは、大岳→小岳とアップダウンを繰り返して八甲田のワイメアこと高田大岳に向かいます。
空はほぼ快晴。小刻みに標高を上げて着実に向かっていきます。
この斜面(小岳)だけでもゴージャスにつきますが、まだまだ先を登ります。
写真3つ並んでる山の一番右側の裏がロープウェイ山頂駅。そこから縦走してきまして、高田大岳をひたすらハイクします。いやー遠くまで来たもんです。本日は昨日のPatagoniaディーラー親睦会とは趣が違いまして裏ミーティング(?)仲の良い人たちだけにお声掛け頂き総勢12名というコンパクトなパーティーです。八甲田ガイドクラブの相馬さん曰く「山頂付近は雪がないから気をつけて」との事。どの程度雪がないと言いますと、、、
ぬゎ!夏山登山ばりの少なさ。下の山頂付近の藪はキャップが完全に埋没するレベルの木々に囲まれてしまいました。足元は泥だらけ。なるほど、色々なコンディションが整わないといけない理由はそのアクセスの悪さなのか。と納得いたしました。
アルツチームで山頂記念撮影。今回はガイドチームの野々花。アカデミーから翼君。そして短パンTシャツのハワイ気分のキャットドライバー俊くんが参加いたしました。藪がすごいのに俊くんの格好なんですか?引っかき傷だらけだったと思いますが、自業自得です(笑)
さあパーティータイムです。斜度はあまりに広さに感覚が狂ってしまっていますが、相当の斜度。そして先に見えるレギュラーの巨大な壁。。。これがワイメアか。。。少しだけ斜めになった太陽を浴びる斜面はまさに巨大な波を彷彿します。ごめんなさいモリケン。まさにワイメアが存在していました。(当たり前ですがあのような波に乗った事はありませんが、、、)
下まで下ってきたらまさに放心状態です。声も出ない。標高差500mの斜面とこの巨大なライトの波。ふぅー。ただただ呆然と立ち竦む事で先ほどまでの興奮を噛み締めている感じでした。それにしても凄い。凄過ぎる。自然の巨大な造形物に完全KOといった所でしょうか?ただCAP的にはちょっと残念な事が。あまりの斜面の圧倒感に押されて自分のスタイルを少し忘れてしまった所がありました。Big Floater168で斜面に張り付きつつ横Gを体で感じる事だけに集中してしまった結果。う〜〜んもう一度行きたい。もう一度ワイメアしたい!

常に行ける場所ではない所に行けた事に感謝。ガイドの相馬さん初め、お誘い頂いたモリケン、他参加パーテイーの面々にも感謝。素敵なDay89となりました。

CAP




2015年4月24日金曜日

Day88-東北行脚その1

こんにちわCAPです。愛車バモス君お疲れ様でした。3日間で1000kmを走破。老体にムチを打つとはこの事です。春の東北行脚スタートの前に鶴が城はちょうど桜が満開なのでちょっとチェック。今年は例年よりも少し早い感じです。
お城の壁面ではプロジェクションマップビングをぼんやりやっておりました。CAP的にはこのアングルがお城と桜の位置関係がぴったりで一番綺麗な感じがします。さあさあ綺麗な夜桜を見たので北上をしましょう。
強風注意報発令中。雲がとてつもなく早い速度で流れる中、月山に到着。アルツアカデミーの打ち上げ会(?)に飛び込み参加。いやーすごい風。しかも前日の豪雨で相当雪が洗われたようで細かい溝が相当あります。しかし!誰もいない!!
当初は1本だけね。という約束でしたが、滑り出したら雪が思いの外走る走る。結局ショートハイクもしてしまい2本だけ滑りました。でも2本(笑)雲がやってくると凄い勢いで視界がなくなり、、、「まあ無理しなくても」という気持ちが邪魔をします。早めに月山を切り上げ日本海の夕日を眺めながら国道7号線でひたすら北上いたします。
じゃーーーん!翌日の晴天は予想通り。八甲田には7時に到着して早速ロープウェイを飛び乗ろうと思いきや強風で運休です。場所を変更してフルハイクで登る事に。
昨年度に引き続きパタゴニアのディーラーさん向け親睦会(?)的なツアーでして、み〜〜んなPatagoniaをウエアを着てgentemstickを履いております。CAPは相変わらずのAKですが、今年はゲストで尾瀬戸倉からHigh fiveクルーが合流していたので、Patagonia一色にはなりませんでした。なので一安心。それにしても尖った板が多いです。。。
これから滑る斜面を物色する面々。風は強いので肌寒さがあります。ただそのお陰で雪はこれまた相当走りまして、所々フィルムクラストも垣間見れキラキラと輝いております。う〜〜ん。これこそ春の醍醐味。
そしてこの大斜面。う〜〜んゴージャ☆ス。
そしてこの板たち。完全に★変態です★

しかしこの大斜面は序曲に過ぎないのです。。。

続く

CAP

2015年4月18日土曜日

Day86-春ニセコ

こんにちわCAPです。今シーズン4回目の北海道1泊2日に参ります。春のニセコがどの程度閑散なのかも興味がありまして、急遽日程を組みました。
急な購入でも価格破壊のLCC。片道4980円。充分でしょ。しかも4月8日から成田空港にターミナル3が開港。これまた中身が気になります。
ぬぉ。まさにベンジョンソン?(古っ!笑)まるで陸上競技場的なウレタン加工がなされてまして動線の視認性を高くしています。
LCCターミナルは通常の40%の工事費用だったようです。随所に安価に済ます建造物が施されています。飛行機までの道にはジャバラ式のものが。なかなか徹底してて逆に気持ちいです。
さあー到着。この時期ニセコヒラフとアンヌプリのみのオープンですが、山頂から山麓まで滑れるのであれば全く問題なしです。ヒラフのセンター内にはrocketFishがお出迎え。こう見るとGentemstickの板はまさにオブジェとして完全なる芸術品です。胸躍ります。
うひょーーーー。bluebird❤️アンヌプリには雲一つない空が広がり…
羊蹄山には少しの雲。そしてゲレンデはだーーれも居ない。本日日曜日なのにお客様はいませーん。まさに貸切。これはこれで春のニセコも全く悪くないですね。まぁー雪春の汚いのは仕方ないですが、折しも朝方の冷え込みで雪は走ります。
2日間とも晴れ☆ラッキーでした。見た目微妙な汚れも、沢に入ればその地形に集中してしまい全く気になりません。アンヌプリに位置するローマ字表記e e sawa. ぇぇ沢。うん。本当にえぇ沢でありました。張り付くようなフルカービングで駆け抜けた時にゃ〜「fu&k'in great」を何回連呼した事か(笑)
元アルツのガイドメンバーで現ニセコガイドのヒロ君とツーショット。なんだかんだで、シーズン中にそこそこのセッションが実現しました。その昔は滑りに若干の弱さが垣間見れましたが、今では見違える程の力強さとスタイルを兼ね備え安定した滑りを見せてくれます。22歳で初めて会った時から早6年。月日が経つのは早いものですね。

次なる目的地は青森八甲田‼️恒例のPatagoniaセッションに参加します。やっぱりビックフェイスには168big floaterですかね。楽しみです。

続く

CAP

2015年4月13日月曜日

Day-84月山OPEN!

こんにちわCAPです。iPhoneを落としてガラスバラバラになり→代替え機が到着→同期失敗→Macにも影響あり→メールが全く見れない。。。となかなかいけてない週末でしたが、月山は4/11からOPEN。気持ちを取り直して快晴の月山に向かいましょう。
Blue Bird!雲ひとつなさすぎる天候とGWほど混んでない月山。OPENの日土曜日は山頂付近雪が降っていたようですが本日は晴れ。昨日までの冷たい空気が残っているので青空はめちゃくちゃ綺麗。こりゃ〜面ツルのビックターンにはやはりBig Floter168が出番でしょう。いやいやワクワクします。
と言えでもやはり今年は雪が少ないようです。でも良いんです。この青空と眩いばかりの雪原。あーーーこれだから月山は止められない。しかしここ最近の雨の影響でしょうか?雪原を流れる水の跡が細かい洗濯板のようになりなかなか手ごわいことに。でも太陽が上がれば問題ありませんよね。早速ハイクを開始します。
月山の尾根から落ち込む斜面と沢を今回の狙いを定めます。理由は明確。まだ誰も滑ってないから。ただ風上側の斜面は風が強く当たりちょっと硬そう。遠目で見ると斜度感がよくわかりませんが、月山の中でも急斜面エリア。これまた滑走ラインを頭でイメージしてただただハイクするピッチが上がるばかりです。
しかーし!甘いんですよCAP。。。途中約45°の斜面をスノーシューでトラバースするのは危険です。見てください。この角度。しかも斜面はこの先捻れているので今後トラバースの連続です。うううう。これってルート選択ミス?いやいやそもそもここを滑りたいというCAPの意識が昂ぶり過ぎて急斜面を選んでいた。。。しかも風上は硬い。アイゼン無い。ということで途中で諦める事に。
登るのにこんな緊張したのはなかなかです。いやはや完全にミスりました。。。正面の尾根から開始する斜度感もなかなかですよね。この斜面にビックなターンを刻むという夢も完全に消滅しましたが、その後の沢ライディング含めて春の素晴らしさを堪能できたのはいうまでもありません。やっぱり春はいいですよね♬

さあ、この後のご予定は。。。週末何と三たび?(四度?)北海道に参ります。そして再び月山→八甲田と未だ未だ斜面がデカイエリアを滑ります。Day100まで後16日。5月末までに達成出来るでしょうか?

CAP

2015年4月8日水曜日

Day-82 alternative snowboard

こんにちはCAPです。1995年から通い続けたカナダウィスラー。20年目の今年は今までになく新しい発見がありました。がその前にサンフランシスコのサードウェーブCoffeeの続きを…
ダウンタウンの近くにあるsight grass。もともと倉庫街だったSOMA地区にありまして、お店の外観もまんま倉庫。もちろんここも自家焙煎系。と言うことはお味は…??
酸味と苦味が舌に残るサードウェーブ系の味ですね。ただ一口目だけがそのクセが口の中に広がるのですが、その後はミルクの味が広がる…。まさにCAPが求めていた味かも!
その後東京にも何故かCAPの自宅近く江東区と青山に進出しているblue bottle coffee。先述のミッション地区にありまして、当たり前ですが2時間待ちたなどはありませんで、直ぐに購入。日本に入ってきている理由はそれなりにあるのは薄々理解できてましたが、まさに「飲み易い」。ですよね…日本人ウケするのがまずは最初に上陸ですもんね。個人的にはsight grassが抜き出てます。いやーまた飲みっちぃ❤️
今回タイトルになったalternativeとは「代わりとなる」「伝統的な方法をとらない」などの意味がありまして、まさに今回のがウィスラーはこのalternativeを意識して参りました。サンフランシスコではサードウェーブCoffeeなるものを堪能して、その気持ちが一層強くなりここウィスラーにおいても、新しい伝統的な方法にとらわれないラインとフローをカナディアンに伝えられるのでしょうか??
4年振りのウィスラーは1日券120$!そんな馬鹿な!しかし新しいリフトやらゴンドラやらが掛け変わってて、こんな設備投資をされると仕方ないかなぁと思われる程のリニューアル感です。しかもこの20年間で一番雪無いらしい…(笑)いやalternativeな滑りにはパウダーいりません。
山をサーフする。雪をサーフする。CAPの中でいま一番流行っているSNOWSURFはここウィスラーでどんなように受け容れられるのでしょうか?今まで普通に観ていた地形が見方を少し変えるだけで不思議!まさにendlessWAVEになる訳です。ここってこんな感じだったっけ??とその殆どのコースを常に新鮮に味わえる。こりゃー辞められません。
山から急いで降りる事を一番に描きながらその合間にヒットを探して楽しむ。そんな楽しみから今はできるだけ山に張り付きつつ、永遠のbottomturnを堪能する。そりゃ奇妙に見られますよね。リフトの上から&コースの脇から痛いほどの視線が飛んできます。リフト乗り場で、見知らぬおじいさんに「こんな滑り始めてみた!最高だ!」ありがとうございます(^_^;)
日本から世界に発信しているSNOWSURF。山をサーフする概念は全くもってしてここウィスラーでも際立って目立つ潮流。と共に誰もが体感できる可能性を秘めた(老若男女誰もができる、やれる可能性がある)スタイル。その昔、日本にないものを探してこの地にやってきましたが、今では日本にあってこっちにないものを伝える…何だか凄いクールじゃないですか?!また新しい発見をした20年目のウィスラーでした。

CAP

2015年4月5日日曜日

Third wave coffee

こんにちわCAPです。4月に入りまして恒例のトリップを開始しました。今回の目的地に到着する前にちょっとだけサンフランシスコの知人宅をお尋ねします。
サンフランシスコは坂と海に囲まれた素敵な場所です。CAPがこの地を初めて訪れた20年前以上の事。それから比べたら街は大きく発展しました(当たり前か、、、)しかも「治安が悪い」と言われたいたエリアも相当減りましてアーティスティックな街にさらに磨きがかかった感じでしょうか?
BURTONの直営店もとうとうサンフランシスコに出店していました。NYC、LA、シカゴとアメリカの大都市にあるBURTONストア。NYCにできたときは何回も足を運びましたが、今ではCAPの趣味嗜好が変わってきたのかさほど興味が薄くなりました。それよりも、、、
こちらなんですよね最近の興味は、、、(笑)MOLLUSUK。LA近郊のベニスビーチにお店を構えるオルナティブな流れを組むサーフショップです。ロングやショートに限らず店内には所狭しと多種多様な板が揃っています。
ぬぉ!gentemstickじゃないですか!Giant Mantarayがなぜかここに!(笑)しかもどうやら中古ボードの中にひっそりと佇むその姿は完全にSurfの仲間入りです。バリのショップでも見ましたが、全然安くありません。
折しもトーマスキャンベルの小さなショールームが開設されたばかりでアフリカ(=モロッコ)のトリップの写真が飾ってありました。アフリカ。。。素敵な響きです。次のディスティネーションはアフリカでしょか?
サンフランシスコの目的はMollusukだけではありませんでした。今宵とても流行っているサードwaveコーヒーを堪能する為です。東京にもブルーボトルコーヒーが進出してどうやら2時間待ちがザラと噂を聞きますが、スターバックスやタリーズ等の「大手」に反骨心を持つ人たちが立ち上げて「自家焙煎工場付きカフェ」であります。そのブルーボトルコーヒーと並んで今とても注目されている2店舗にお邪魔します。
サンフランシスコの今とても注目されているMISSION地区にあります「four-barrel-coffee」こちら日本上陸が噂されていますが、未だなのでしょうか?店内焙煎機械がガンガン回って素敵な香りと素敵な雰囲気があります。味はちょっと独特。酸味と苦味がずっと舌に残るテイスト。。。CAPは美味しいと思いましたが、日本人の舌にはちょっとクセがありそうです。一口目を飲んで「おっとこれは、、」と思いましたが、2口目以上はなんだかまた飲みたくなる気がする不思議な味です。
そしてもう1店舗が「Ritual」です。こちらもMISSION地区にあるのですが、お店は全然洗練されている感じです。味も。。。同じ酸味&苦味があるのですがちょっとマイルドな感じ。万人ウケするテイストですね。こちらも日本上陸の噂がありますがどうなんでしょうか?個人的にはfour-barrel-coffeeの方が来て欲しいです。だってバナナマフィンがあまりにも美味だったので。。。

続く。。。

CAP