2014年3月26日水曜日

Original

こんにちわCAPです。南相馬の海はまだまだ冷たく春の気配は空気だけと言う事を思い知らされました。

さて先日開催いたしましたアルツのバンクド。日本における本家天神平のイベントの模様の動画がアップされました。何だか歴史や伝統を感じますね。アルツのバンクドと比べるとコースの長さや標高差が桁違いですが、アルツも着実にこんな雰囲気を出していきたいですね。

TENJIN BANKED SLALOM 2014 , Episode1-About TENJIN banked slalom

さて、週末は再び北の大地に向います。

CAP

2014年3月25日火曜日

Split Tuesday

こんにちわCAPです。アルツクローズした途端気温が上昇。いきなりの春全開。雪も汚れてこちらも春全開。そんな中来期向けのプログラム造成する為という”言い訳”のもとSplit Boardを始動させます。 


 
今年のQuiver(過去Blog)の1つであるスプリットボードががようやく運行開始です。G3のシールを装着して春うららの厩山頂に向けて高度を上げていきます。 
いつものダム湖から見上げた景色はいつものそれとは違い既に春の装いでして、東京は22℃まで上がった本日。磐梯エリアも15℃と驚異的な温度。つまり、、、雪は相当ソールに張り付くタイプでして登坂は逆に楽チンでありました。実はお恥ずかしながらCAPシール登坂初体験でして、色々と気がつく事が多々ございました。
そもそもシールは板の裏に両面テープ的なもので固定いたします。その昔は動物の皮を使っていましたがもちろん今は化繊でありまして逆走を防ぐ芝目(正しい言い方か不明でがが、、、)になっています。

かかとが上がるのでまさにテレマークスキー。しかもヒールリフト(写真のように踵があがる)が付いてるので20°の斜面でもスノーシューに比べて相当楽であります。ただ本日の雪質だと直登25°位が限界な感じがいたしました。また横にトラバースをする際も谷側の板が思いのほかスキデット(横滑り)をして細心の体重移動でクリアするのだと勝手に認識いたしました。しかし登坂そのものはとても快適。厩の旧第3リフト山頂まで約1時間15分程レベルで移動出来ます。 

通常のコースを登れば50分程度だと思いましたが、あえて今日はダム湖側に下れる斜面をリサーチしたかったので遠回り&急登しましたので時間が多く掛かりました。そのまま厩ガ岳の山頂から稜線を移動して奥の沢に行きたかったのですが次回にして手頃な沢地形を滑り降ります。が、、、、。


ツイン形状のSpliff148は衝撃的な程ノーズが短く。って当たり前なのですが、相当躊躇いたしました。ゲンテンに初めて乗った時にテールの短さに度肝抜かれましたが本日はまるで逆でありました。。。そして硬いプレートを噛ませたバインティングですので操作性はイマイチ。雪は粘り気がある春雪。沢はターンする毎に図太い(?)雪の塊、、、CAPは勝手にこれをバームクーヘン的だなあと認識していますが、そのスノーバームクーヘン&モサモサのスノーじゃがいもが追いかけてきます。スラッフマネージメント(注;沢など滑ると自分が滑った雪の流れにつまずき易くなりますのでそれを避けて滑る事が技術としてなかなか重要)をしながら滑るのですが、正直困惑いたしました。この板の操作性に。。。

結論です。スプリットは素晴らしいけど板は慎重に選択する必要有り。来年はスプリット愛好家や体験したい方々を集めて集会イベントでもやりたいですね。

CAP

2014年3月24日月曜日

FINAL

こんにちわCAPです。アルツは一足先に終了し昨日の打ち上げパーティーで相当グロッキーな朝です。若くないけどやっぱりやめられません。。。さて週末は怒濤なイベントウィークを乗り越えました。
 第1回のバンクドスラロームは総勢118名の参加頂きました+沢山の御協賛も頂き想像以上の盛り上がりでした。何よりCAPがとてもとても嬉しかったのは「コースが難しい!けどめちゃく面白い!」の声。10日間の苦労が報われた瞬間でもあります。そしてもう1つはCAPが猫魔店長として猫魔に居た時のローカルの方々多く賛同&参加して頂いた事。やっぱり嬉しいですよね。本当に感無量って感じで、ゴールエリアに集まっている皆を見たときはこれまた造成苦労が吹き飛びました。来年はもう少し難易度を上げて(!?)開催したいと思います。
 今年本当に色々な試みをトライしました。全て昨年の春から夏に掛けての妄想を実現する為に多くの方々にご協力。。。特にガイドチームのリキ、亮君、ヒロ、そして厩キャットのオペレーターでもある俊ちゃんには本当に頑張って頂きました。この場を借りて御礼を言わせて下さい。新しい事をやる時にはやはり気心知れたスタッフの仕切りと知恵が必要だと再確認いたしました。来期は今年繰り広げた内容をブラッシュアップして「一般の方」によりこの素晴らしい景色とスキー&スノーボードの楽しさを伝えられるプログラムを造成したいと思っています。
さあ春です。旅に出ましょう!アルツは終了ですが雪を探す旅はまだまだ続きます。今年は日本の山再発見をテーマに色々とリサーチしたいと思います。

最後になりますが今シーズン有難うございました。また来年雪の上で会いましょう。

CAP

2014年3月18日火曜日

digging

こんにちわCAPです。毎日炭坑かのように 掘り掘りしてスコップマメが出現しています。さて現在のバンクドの進行状況を勝手にレポートいたします。
 スタートは第5ペアリフト山頂から。その後8コースを”普通の旗門”を立ててスラロームちっくに下ります。ゴールドラインを横切った辺りから今回の趣旨である「超タイトなバンク」の連続です。写真見て下さい!タイトっす。
これもタイト!この写真の中に3つのバンクが写ってます。まさにすり鉢地獄!
緩斜面に向けてはピッチの短いトラバース的なバンクです。

現在3/5程作業は終了しています。あと少し!進捗を追ってレポートいたします。それにしても全身が怠いです。。。

CAP

2014年3月17日月曜日

backcountry at Kagura

こんにちはCAPです。3月ってこんなに雪が多かったでしょうか?3/23でクローズするのが惜しいです。さて春のかぐらにちょいと遠征してきました。
予想に反して寒い!空青い!なんだがいい予感です。
かぐら山頂に向かうリフト待ちの列です。30%位の方が山頂からハイクをする装備で並んでおります。山によって板のチョイスが変わる感じが面白いです。ちなみにここかぐらはバートンのパウダー系が多かった気がします。
山頂付近は雲に覆われていますが、南に延びる尾根を目指します。
うおー晴れてきました!
うおー綺麗です!
あまり期待してなかったので、big floterにしませんでしたがこりゃOpenFACE狙いで持ってきても良かったです。春雪時期にはより奥のFACEを狙いたいものです。

久しぶりにちょいバックカントリーに行きましたが、最近本当に人気がでたというか「定着化」してきた感があります。確かに色々な道具の進化もありますし、我々アラフォー世代も他の方々に気兼ねなく楽しめるのは有難いことです。ただこれが一過性にならないようにリゾートでも何か興じる必要がありそうです。そしてより多くの方が楽しめる環境を創る…来年の課題ですね。

とりあえず明日からもバングド造成頑張ります…。

CAP

2014年3月11日火曜日

Banked

こんにちわCAPです。本日のアルツは凄い積雪でした。春はどこにいったのでしょうか?さて白馬からの戻りで魅惑の場所に足を踏み込んできました。
凄い凄い凄い雪。大分前から行きたかった八海山ロープウェイ。南魚沼エリアが凄い雪だと聞きつけて帰り掛けに寄ってみました。(立ち寄る距離じゃないですが、、、)ここは基本ロープウェイ1本だけの山ですが標高差約750mを10分で登る大変効率良い場所です。 
 実は凄い雪量過ぎてあまり写真が撮れませんでした。しかしロープウェイは約30分待ち。でも待っても苦にならない斜面と雪量がそこにはありました。折りしても猫魔ローカルの方にお会いしてお互いびっくりしましたが、その方もここをこよなく愛する理由は直ぐに分かりました。地形やばいっす!新潟特有の質量が多い雪はまさにSo Deepでして、息が出来ない程の量。今年最大のpowでした。。。
斜面の下に向って写真を撮りましたがよく分かりません。しかしとにかく凄いんですよ。。

さてさて、アルツ磐梯は残念ながら3月23日にクローズいたしますが、22日の土曜日に兼ねてからCAPが妄想していた超タイトなバンクドを開催いたします。初回と言う事で色々と手探りでありますが、和気あいあいとした雰囲気で皆様が楽しめれば幸いです。コースは第5ペア1本分を予定しています。明日より↓こんなバンクド掘りますよ〜(予想図ですが、、、)

ちょっとフラングですがイベント概要を。まだ若干修正されるかもしれませんがその際はご愛嬌で!
******イベント概要*********
日程:3月22日(土)
種目:タイトなバンクドスラローム
使用コース:第5ペア山頂から5ペア線下、旧スタジアムパークにゴール

参加クラス:
1)キッズスキー(~小学6年生)
2)キッズスノーボード(~小学6年生)
3)一般スキー(中学生以上)
4)一般スノーボード(中学生以上)

参戦方法:当日受付
エントリー費:1,000円(当日現金支払い)

当日のスケジュール:

8:30~10:00:受付@リゾートセンターショップ前階段下
8:45~10:00:コースOPEN(公開練習)
*受付時にビブを渡しますので着用してコースイン!

10:15:参加者は5ペア山頂駅に集合

10:30~13:00:競技開始
*2回計測の良い方を採用したタイムレース

15:00:表彰式@ステージ前

表彰:
各クラス1~3位とランダムに選んだ飛び賞、ブービー賞多数!

******ここまで!*********

うん!楽しみです! CAP

2014年3月10日月曜日

DIY Pizza in cortina

こんにちわCAPです。Blogだけ見ると会社に行ってるのかよ!と突っ込まれそうですが再びCAP一押しの白馬コルチナに足を運びました。今年2回目の遠征です。
3月最後の強力寒気の雪雲を掻き分け300km移動して参りました。朝起きたら。。。ブルーバード。う〜む。ただ風が強くて先週の溶けた雪の上に申し訳ない程度に乗っているpowderだったら地雷の嵐です。しかもコルチナの急斜面ツリーが硬かったらサヨナラな雰囲気です。
ところが!予想を遥かに越えた雪量!!しかもローカルの方もさほど「期待してなかった」のでしょう。リフトも混んでおらずエンジン全開です。
膝が壊れるくらい(いや壊れた可能性有り)滑り倒し、己のスキル&スタイル(?)を進化させる事に成功しました。イメージしているスタイルを演出する為にはそれなりの環境が必要なのですね。今回よ〜く分かりました。リフトからの喝采(オージー比率が高いコルチナ名物と勝手に思っております)を頭上から受けながらバリバリ滑りました。ノンストップで滑り続けた後、グリーンプラザ内のカフェから美味しそうな香りが。。。どうやらピザのようですがまさに「DIY=Do it Youself」ピザであります。
↑フムフム↑
↑オーダーすると生地が運ばれ↑
↑トッピングエリアには具材が並び↑
↑オーブンにインして5分で焼き上がり↑
↑After↑
お店の70%は外国人なのですが、そりゃオーブンに入らんでしょ!という位チーズを盛り盛りして苦笑いしておりました。同行者の北川氏はピザ屋出身(?)全ての具材を載せてもしっかりと中まで火が通る厚さに仕上げる様はさすがでありました。Lサイズ2,800円。ただ3名でシェアで充分なので1名900円そこそこ。こりゃ面白い!アルツでもやりたいです。

一応会社員なので会社には行ってますが(当たり前ですが、、、)もう1カ所どうしても行きたい所があります。ので立ち寄ってから磐梯に戻ります。。。

最後に先日のPRADO LIFTの映像が出来ていますのでアップいたします。なかなかいい感じです。


CAP

2014年3月9日日曜日

NISEKO_MOIWA

こんにちわCAPです。磐梯エリア今年最後の”良い雪”でしょうか?堪能しましょう。さて先日の続きでニセコモイワレポートです。
ニセコの一番奥まったモイワに最終日参りました。北海道酪農大学の先生でもある吉村さんとトマムのKさん、スコットランド人ニセコローカルのベンジャミンがジョインされます。吉村さんご指定のニセコモイワ。東山でも花園でもなくここをチョイスする辺り何か良さそう匂いがします。
それにしてもアットホームな駐車場です。 
センターの建物に入ると木の香りとコーヒーの香りが充満してカナダの奥地スキー場的な趣。この香り素敵です。よく見るとチケットカウンター(1ブースしかないですが、、、)の横にエスプレッソマシンがあるではないですか!そして右側に??何かコンテナボックスがあります。 
よく見ると山系のギアを取り扱っている小さなお店でした。名前は「MOUNTAIN GEAR STAND」出で立ちが相当クールです。聞く所よるとノースフェイスを扱っているゴールドウィンの新しいブランド展開のようです。う〜んこれちょっと格好良過ぎます。アルツでも違ったブランドで立ち上げたいですね。 折しもキャット等ガイドチームが運営する何かをやりたいと思っていた所でしたので。。。
 ニセコモイワはゲートアクセスでニセコらしいタイトじゃないツリーと沢の連続です。しかもヒラフ側に比べて競争も激しくないのでメローに楽しめます。しかもしかも4時間券2,800円という破格な雰囲気も気持ちをメローにさせてくれます。
帰りがけに吉村さんのご自宅銭函近くのポイントを高台から眺めます。下に電車が走っていてそのすぐ横をグーフィーボトム玉砂利のブレイクがある。。。北海道好きになりそうです。当日はオンショアで波質は全くでしたが、至高の波と至高の雪がある北海道。移住したいです。。

CAP

2014年3月5日水曜日

kiroro

こんにちわCAPです。久しぶりの磐梯は雨が相当降っています。何だか春ですね。。。さて前回に引き続き北海道ネタです。
 大方の予想通り(?)キロロはリゾート感満載です。今回の北海道ミッションの1つでもある「リゾートでのスノースクール展開」をしっかりと叩き込んでおきます。
 リゾートセンターに入るとビックリです。何かの催事会場?な程スペースが広く。しかもカーペットや柱なども凄く綺麗です。当日ここではクレジットカードの勧誘イベントを行なっていました。スキー場でこれをやるとは。。。
 最大目的「スクール」であります。アルツ磐梯のスクールレセプションもなかなか綺麗だと思っていましたがここはそれをもうひとランク上にいく感じです。全体にとても上質でかつ統一感ある色にまとまっていました。と言いますのもスクールスタッフのウエアも青なんですよね!
 大人向けのプログラム。。。
 そしてこちらがANNIE KIDS SKI ACADEMYのメニュー。アニーはフランスにあるヨーロッパ最大級のスキースクールでありまして遊びの中で学ぶ独自のメソッドを採用したレッスンとランチ&レクリエーションを組み合せた1日プログラムを展開しています。スキーは3歳から。スノーボードは6歳からでゲレンデに広がる3箇所の「専有エリア」でスキルアップを目指すようです。舌を噛みそうな名前が羅列されていますがおフランスなので仕方ありません。
 レベルとビブ(ゼッケン)の色がタイアップして分かり易い仕組みでした。この子供達は中級クラスの「ベルメイユ」この視覚的アイデアはなかなか良いですね。アルツにも欲しい仕組みです。
総勢50名程のスタッフにスペシャルコーチがたまに来て「スペシャル専門プログラム」をランニングするというのが図式なようです。色々とスクールを見てきましたが、アニーが抜き出てるな!という所はずばり「ビジュアル」だと勝手に思いました。色合いはフランスの国旗をモチーフとした雰囲気。サイン類やスイングバナー等も全て統一した色。これってとても重要ですよね。どんななに中身が素晴らしい理論で行なわれていたとしても、やはり親御さんやお子さんはそこまでは理解しづらいです。となると「綺麗」「格好いい」という雰囲気作りが何よりのはずです。

来期(1415シーズン)にアルツのアカデミーを相当改革しなくてはいけないミッションを背負ってるCAPとしてはなかなか刺激的でした。

キロロの後はニセコモイワに向います。

CAP

2014年3月4日火曜日

北壁

こんにちわCAPです。北海道なうですが3月でもまだまだこちらは寒いです。ダウン正解です。さて北海道最初の目的地手稲(テイネハイランド)に向います。
 最近ボードケースを使わないで素で持っていく事が多くなりました。航空会社の地上係員によっては気を効かせて頂きビニール袋などでカバーする場合もありますが今回は「素」でターンテーブルインです。なかなか面白い絵面です。
手稲には新千歳空港からJRで向かい駅前から市バスで市民の方々と同じように山に上がります。前述の泉スプリングバレーも市民スキー場。こちらも手稲市民スキー場の趣き。両社を比較すると面白いです。駅前のミスドの外にはスキー/スノーボードラックが。。。恐るべし手稲。。。 
1972年の札幌オリンピックの舞台にもなった由緒あるスキー場です。メローで広大な斜面が広がる手稲オリンピア(手前)と手稲ハイランド(奥)、兼ねてから興味があった「北壁」だけを滑りたくてここまで来ました。市民スキー場にしてはハードコアな斜面が揃っているとの事。興奮いたします。 
おーーーーー。日本海がすぐそこ!このロケーションは絶大です。札幌の街並みも眼下に広がり一気に市民スキー場の株があがります。この景色はいつも見慣れる「山々」とは全く異なり生活圏と直ぐすこに鎮座する山を再度認識させられます。 
しかし!!!北壁からアクセスする沢の数々。。。相当クオリティが高い斜面&地形が揃っています。いや揃い過ぎでしょ!!ご覧の景色を見ながらご覧の沢を攻める。しかも相当な急斜面。。。あいにくここ最近降ってない模様でしたが、ツリーの中を探せせばまだまだあります。そしてここは北斜面。やっぱり雪質絶好調です。

いやいや。またまた素晴らしい地形を繰り替えしLap出来る場所を見付けてしまいました。しかも空港から1時間。こりゃー車で長野方面に行くよりも時間的に短いです。【CAPの国内素敵地形を有して繰り返しエントリー出来るリフトのベスト5】に堂々ランクインいたしました。ノーハイクでここまでとは、、、恐るべし市民憩いの場手稲ハイランド。。。

と言う事で次の目的地は本来の北海道トリップの目的でもある「視察」を兼ねてキロロに参ります。

続く

CAP