2013年7月4日木曜日

LCC vs LCC

こんにちわCAPです。
ここ10日間で日本三大LCC(?)の2つを乗り比べいたしました。

LCCが台頭してきたので日本の旅は根本的に変化が見られると薄々感じておりましたが、今回北海道実質日帰り&大阪の出張がありましたので折角なら乗り比べをして色々と観察してみました。そもそもLCCはご存知の通り有り得ない程の価格設定です。ちなみに成田から千歳までは4,990円。成田から関空まで6,990円!関空までの時間をずらせば3,990円と衝撃を通り越して笑いが出る程の価格設定です。

 赤い機体はエアアジアジャパン。先月エアアジアが日本市場から撤退するnewsが駆け抜けました(こちら)。東南アジアでは絶対的な認知度を盾に凄い勢いで展開しているマレーシアに本拠地を構えている航空会社の日本版であります。3月にも利用をいたしましたが(過去Blog)今回もフレンドリーなCA/機内アナウンス。特に圧巻なのは日本の航空会社のアナウンスとは違い「台本が無い感じ」でありまして英語のアナウンスはまさに外資系のCAのアナウンス並に早口でネイティブ感満載。CAさんも総じて日本人ですがアジア系の濃い目のお化粧をしていまして、予備知識が無ければ海外の航空会社に乗ってる感じです。


一方オーストラリア系のジェットスター。このタラップを見てもなかなかの搭乗率です。先のエアアジアはドル箱路線の千歳便も30%程度(見た目ですが)、こちら関空便は65~70%とまだまだ新幹線優位の関西路線において健闘していると見受けれました。ジェットスターに搭乗するのは初めてだったのですが、「日本の航空会社」的なサービスがきちんとされている印象。CAPはあんまり気にはなりませんがこの「LCCジャパナイズド」はさほど飛行機に乗らない層に対しては安心感を与えリピート率が高まるのでは?と勝手に分析いたします。


搭乗率に大きな差があるのは日本化したサービスだけではないようです。空港のチェックインカウンターとってもジェットスターの方が使い勝手が良いです。そして何とも言っても「WEBサイトの予約の取り易さ」が断然ジェットスターの方が勝手が良いです。WEB予約が大半をしめるLCCにおいて予約の取り易さはそのまま搭乗率(利用率)に直結するはずです。エアアジアがいけてない理由は本丸のエアアジアをそのままごり押し(言い過ぎ?)たサービスの数々などと実感いたしました。(個人的にはエアアジアスタイルが好きですが、、、)
最後に成田からのLCCがどんなに安くても成田までのアクセスが高ければ意味がありません、、という事で最近東京シャトル(こちら)となる格安バスも運行されております。通常のリムジンバスですと2,900円(高過ぎです)がこちらは900円。まさに1/3の価格。。。そりゃ〜写真のように大混雑です。20%位のお客様はアジア系の観光客の姿。バスも飛行機もLCC時代到来であります。

CAP