2013年10月15日火曜日

大人のスノーボードとは?

こんにちわCAPです。

またまた新潟で素晴らしい波をスコア出来ました。Over Headの素敵な波有難うございます。さて今回は大人のスノーボードって何だろう?というお話です。

先日発売されたDIGGIN' MAGAZINE内のとある記事に真木蔵人がサーフとスノーボードの共通項について下記の事を語っていました。

****記事から抜粋****
気がついた事はパウダーの方ががぜんサーフィンっぽい板の動きを引き出せるし、レールtoレールになっていくということ。そして海へ戻って行くと、スノーボードで覚えたカービングが実践出来るという事だった。それで俺はカットバックを完成させたからね。(中略)サーフィンは海の中で立っているよりパドルしている時間の方が長いけど、スノーボードは逆だから。そういう部分では凄い練習になったね。
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当たり前ですが、サーフの1ターンのレベルは非常に高くどんなに良い波に乗っても3ターンなんてなかなか稀であります。しかしスノーボードの3ターンは、、、恐らく最初の30mで完結出来る。たしかにそうですよね。恐らく一生のサーフィンのターン数と1日のスノーボードのターン数はさして変わらないのでは?と思う位スノーボードは「ターン」で構成されている訳であります。もちろんパークでジャンプしたり、ジブアイテムを擦ったり、、、多種多様なスノーボードの楽しみがありますしCAP自身も楽しんでいますが、もう少しターンの本質で勝負するようなスノーボードを追求しても面白いのでは?と再提案いたします!

下記も記事抜粋となりますが、岡田修(詳細はこちら)の文章。

****記事から抜粋****
深過ぎるよサーフィン。15年以上やってるけどまだまだ乗れない波があるんだもん。でもハマっていれば年齢関係無く少しずつ上がっていけるんだよね。スノーボードもそうなっていって欲しいんだよ。長く続けて欲しい。だから俺はベースにしているアンヌプリが良いんだよね。気づく人少ないと思うけど、このスキー場はレギュラーに片斜になっていて、ボトムターンして行ったらバンクがあるっていう。ずっと曲がりながら降りてこれるスキー場。俺あんまり急いで降りたくないんだよね基本的に。ずっと味わっていたいんだよ、地形や波を。ずっといられるなら斜面に張り付いてたいよ。下に降りてこないで。ゆっくり滑れるって結構武器だよ。自分の滑れる範囲の中で斜面を選んで、自分ぽく降りてこれるラインで滑りたい。
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ターンを追求してより快楽を最大化する。。。CAPが勝手に提唱する大人のスノーボード。別にサーフィン的なイメージを併せ持つ必要は無いのでしょうが(今のCAPには無理です、、何やってもサーフィンとシンクロさせてしまう。。。)スノーボードにとってターンは最大にして最高の武器なのです。カービングやら何やらありますが、「技術的」というよりも「感じ方」の部分が重要となり、それによっていつもある斜面が「もしかしたらこんなターンだったらもっと気持ちいいのかも」と感じ始めた途端ゲレンデの見え方が劇的に変わるのだと思います。

いつも滑る山、いつも滑るゲレンデ。末永くスノーボードをやり続ける為にはもっと五感に響く滑りを目指すのも手なのかもしれません。

CAP