2014年11月25日火曜日

Real Snowboard?

こんにちわCAPです。いよいよOpenまで1カ月切りました。can't waitまさに待てない気持ちです。
Rider:momo
VS
Rider:unknown
さて、今回は全くの独り言系。スノーボードマーケットはどこにいくのかな?っと最近考える事が多く、CAP自身が歳とった事もありパークよりも裏山思考が舞い戻ってきたのも事実。しかし、今のスノーボードのビジュアルメインストリームはパークやパイプ的な要素が多く。視覚的な興奮度はそちらの方が強い訳です。世の子供達にパウダーの映像よりもジャンプして回っている映像の方が間違いなくフックするはずですよね。
2014ソチオリンピックにおけるソチからの新種目視聴率の状況。まさにスノーボードがダントツになりつつあり、しかも雪無しエリアの新規視聴参入率もこのソチオリンピックから異様に高くなってる傾向があるようです。先日逃亡した時にも雪無しエリアなのにTVではwinterX-gameをやっていましたのを見ると「娯楽としてのウインタースポーツ」市場があるのだと感じます。
こちらのグラフは紫→ヨーロッパ、赤→北米、みどり→アジア。。。アジアにおけるスノーボード視聴率シェアはすごい勢いで高まってきてもうすぐヨーロッパを超えそうです。

先日某コンサルタントのカナディアンと会議した際も、「例えばアルツが全部パークになったらもっと集客増える?」という問いにたぶんNOと答えながらも5年前ならYesだったかな?と想像してました。
@nekoma park
彼も北米ではまだその影響(→パークで集客できる)は多大にあり日本だけ異質なのか?との畳み掛ける問いに対しては明確な回答を言えませんでした。果たしてどうなんだろうと…。しかし、一つ言える事は北米のパーク展開のように日本のリゾートが圧倒的規模で誰もやり切ってないのは事実でして、もしかしたら日本人は本質を知らないから違うストリームを追ってるのかも?という疑惑の念が生まれました。
@Breckenridge park
本物を知らないまま…。これってスノーボードに限ぎらずに、何でも起こり得る事なのでしょうね。例えば本物のナポリピッザとか?本物のメキシカン料理とか?ジャパナイズされたものが時にはいい時もあります。東京で食べるパスタはイタリアよりも旨い時が多々ありますし…。

つまりリゾート(スキー場)は本当の楽しみや本当の環境を提供し続けないと本質を見間違える市場が構成させる危険にはらんでるのかもしれません。冒頭のアジア雪無しエリアの参入しかり、スノーボード(スキーも)のイメージ像を追いかけるのを辞めてしまうと、このスポーツの発展はないんですよね。

ではALTSが追いかけるべきものは何でしょうか?その答えになるものの一つとして今シーズン初開催となるB&Bがあると信じて止まないです。どんな企画もアイディアも完全無欠なる完成度の内容は難しいでしょうが市場に新しく完璧な空間を用意して体験させる。それはそれでとてもエキサイティングな事です。パークもbowlもパウダーも全てにおいて完成度の高いものを提供するのは難しいです。しかし妥協しては駄目ですよね。
Rider:Josh Dirksen@WHO2
すいません。たまには真面目なネタで…。

CAP