2014年3月25日火曜日

Split Tuesday

こんにちわCAPです。アルツクローズした途端気温が上昇。いきなりの春全開。雪も汚れてこちらも春全開。そんな中来期向けのプログラム造成する為という”言い訳”のもとSplit Boardを始動させます。 


 
今年のQuiver(過去Blog)の1つであるスプリットボードががようやく運行開始です。G3のシールを装着して春うららの厩山頂に向けて高度を上げていきます。 
いつものダム湖から見上げた景色はいつものそれとは違い既に春の装いでして、東京は22℃まで上がった本日。磐梯エリアも15℃と驚異的な温度。つまり、、、雪は相当ソールに張り付くタイプでして登坂は逆に楽チンでありました。実はお恥ずかしながらCAPシール登坂初体験でして、色々と気がつく事が多々ございました。
そもそもシールは板の裏に両面テープ的なもので固定いたします。その昔は動物の皮を使っていましたがもちろん今は化繊でありまして逆走を防ぐ芝目(正しい言い方か不明でがが、、、)になっています。

かかとが上がるのでまさにテレマークスキー。しかもヒールリフト(写真のように踵があがる)が付いてるので20°の斜面でもスノーシューに比べて相当楽であります。ただ本日の雪質だと直登25°位が限界な感じがいたしました。また横にトラバースをする際も谷側の板が思いのほかスキデット(横滑り)をして細心の体重移動でクリアするのだと勝手に認識いたしました。しかし登坂そのものはとても快適。厩の旧第3リフト山頂まで約1時間15分程レベルで移動出来ます。 

通常のコースを登れば50分程度だと思いましたが、あえて今日はダム湖側に下れる斜面をリサーチしたかったので遠回り&急登しましたので時間が多く掛かりました。そのまま厩ガ岳の山頂から稜線を移動して奥の沢に行きたかったのですが次回にして手頃な沢地形を滑り降ります。が、、、、。


ツイン形状のSpliff148は衝撃的な程ノーズが短く。って当たり前なのですが、相当躊躇いたしました。ゲンテンに初めて乗った時にテールの短さに度肝抜かれましたが本日はまるで逆でありました。。。そして硬いプレートを噛ませたバインティングですので操作性はイマイチ。雪は粘り気がある春雪。沢はターンする毎に図太い(?)雪の塊、、、CAPは勝手にこれをバームクーヘン的だなあと認識していますが、そのスノーバームクーヘン&モサモサのスノーじゃがいもが追いかけてきます。スラッフマネージメント(注;沢など滑ると自分が滑った雪の流れにつまずき易くなりますのでそれを避けて滑る事が技術としてなかなか重要)をしながら滑るのですが、正直困惑いたしました。この板の操作性に。。。

結論です。スプリットは素晴らしいけど板は慎重に選択する必要有り。来年はスプリット愛好家や体験したい方々を集めて集会イベントでもやりたいですね。

CAP