2016年4月21日木曜日

La Niña

こんにちわCAPです。久しぶりに東京出張。この時期になると朝晩以外の温度は会津若松とさほど変わらない感覚。変わる事と言えば人の多さと山が見えない事...。それは季節問わず言える事ですがやっぱり山がいいですね。さて昨シーズンの記録的な少雪。これって予報されていた事でもありますが、やはり自然。人が英知を絞ったコンピューターやあまり当てにはならないけど代々受け継がれる勘ピューター(笑)の予想以上の暖かさでスキー場ビジネスとして難しい経営判断の連続でした。
しかし気象庁から先週発表された中期予報では昨年度の11月を山にしてエルニーニョの原因となる南米ペルー沖の海水温は低下の一途をたどっているようです。ご存知の通りエルニーニョ発生は世界中に異常気象をもたらし日本には暖冬&少雪と言われています。逆に海水温が下がる状況をLa Niña(ラニーニャ)と言いまして、北米の少雪に繋がると言われています。むむむ...。15-16年度の北米。特に西海岸側では大雪となってと聞いています。しかも過去20年間で一番の波に恵まれたそうです。
   
やりすぎでしょ(汗)これも全てエルニーニョの影響と言われています。
先日トリップに行きましたMt.Roseも記録的な雪で5月8日まで引き続きオープン。しかも来年のシーズンパスと春期間滑れる「春パス」を合計159$で販促しておりました。おいおい1日券89$だから2日行けば元取れるのかよ。酷い価格設定です(笑)しかし!!!!そんなエルニーニョシーズンとはおさらば、時代はLa Niñaに変わっているのです。
気象庁曰く「既に終わってる😇」という事は16-17年度は「少なくても今年よりは雪が安定的に降る」という事は確実そうです。3月に小樽ONZEにてセッションさせて頂いた吉村さん(こちら)曰く「15-16年度(超少雪)と14-15年度(超大雪)が交互に毎年現れながら向こう30年スパンでは確実に雪の量は減っていく傾向」と北海道大学の論文内容を使って説明して頂いたのを脳裏によぎります。凄い‼️勘ピューターじゃない(笑)
もうこの風景をシーズン中に見なくていいのね😌ご存知の通りこちらの写真は1月3日の8コース...。パウダーが思う存分滑れなくてもいい。ただただ雪はもう少し降って欲しい。そんな期待と願いを込めて注意深く気象庁の発表を見ていきましょう。来年は雪が降ります!だけどアルツのオープンは強気でいきません。12月20日頃かな...。

CAP