2016年3月11日金曜日

2016/3/11

こんにちわCAPです。震災から5年の月日が経ちました。そんな2016年3月11日の朝は澄み渡る青空と冷たい風が吹き付け、3月中旬とは思えないコンディション。CAPにとっては激闘だった5年間を振り返る良い機会となりました。
会津エリアは浜通りの災害の規模に比べると圧倒的に少ない状況でしたが、その後に待っていたのは観光&サービス業の衰退という現実でした。お客様相手の商売だからこそ当たり前ながらお客様が来なければ会社は成り立たない。毎年2011年3月11日から1ヶ月の間にやり取りされた社内メールに目を通すのが3月11日の通例とっています。
今年も昨日3月10日に全て目を通して今日を迎えました。会社にいるスタッフ全員に幸いにも震災をうけての怪我や病気の方はいませんでした。しかし我々サービス業はそこから半年の間非常に苦しい状況に置かれていく。その苦悩の日々を社内メールでのやり取りで伺う知る事が出来ます。だからこそこの日に必ず読むようにしているのです。

CAPの役割はこの5年間変わっていません。多くのお客様にお越し頂く事。それはすなわち、会社の経営をより良い方向に進める事。震災後の3年間。全従業員と全従業員のご家族みんなの生活が掛かってるんだと強い気持ちで集客に邁進していました。だってこの会社はスキー場が主体でして、スキー場事業が万が一でも転べば会社も転ぶ。そんな危機感を常に持つ事で白髪も増えました...。
だから5年間という月日は正直あっという間でありました。現状まだ震災前の集客状況に戻っている訳ではない。それはCAPの判断や戦略が間違っているのかもしれません。スキー場戦略を全て担っているCAPとして、常に迷いや自問自答があります。スキースノーボードを愛する人にとってエキサイティングな場所になる事。その軸はぶらさず震災後6年目のシーズンを迎えたいと思っています。幸いにも最近白髪は減りました。雪が少ないシーズンでしたが、きっと来年もエキサイティングなシーズンになる……はずです。

CAP